イヴァン君のインサガ・インサガEC落書き帳

Imperial SaGa eclipse(インペリアル・サガ エクリプス:インサガEC)について気ままに書き綴っています

インサガ ドロップ将を振り返る その3

帝ホークにすばやさ依存奥義が来てあまりにも非力すぎて火力には全く期待できない事態からは脱せました(ウィンディの奥義もすばやさ依存にしてあげて欲しいです…そして大ハズレ奥義を掴まされたミカエルは防御依存に…)

もっとも依存値が攻と速の平均のためアクセもバフも効果が半減ですし奥義以外の火力は相変わらず残念なままですが斧の攻速UP付きなのでコンバットなどで金獅子とセットで出されると脅威になりそうです

 

さて今回も過去のイベント将を振り返ってみます

いきなり事前登録特典という掲題に偽りありな内容ですが…

イベント将に関する記事全体はこちらから

ブラウザゲーム-インペリアル・サガ-キャラ評価-イベント将 

 

グレイ・セルマ・ジェラール・ナイトハルトです

 

インサガ 事前登録特典

インペリアル・サガがいつの間にか事前登録を開始いつの間にか正式サービスインしていた上に事前登録特典のコードが空白だったりもしましたがインサガ初の将はグレイでした

初期のインサガは初見バイバイ・サガファンバイバイ・ライトゲーマーバイバイ・高難度と理不尽を履き違えた設定など完全なるインペリアル・クソゲーで現在でもよく耳にする「インサガはクソゲー」という悪評もよくよく聞いてみると初期仕様の頃に見切りを付けたユーザによるコメントがほとんどです(つまり現行のインサガからしてみればエアプのネガキャンと断じていいくらいなわけです)

f:id:izunabi:20160728221245p:plain←こういう評価

多くのユーザによって語られている批判点の大部分が現在は改善されているというのに今もまだ初期仕様の悪評・風評を引きずっている現状は本当に残念でなりません(逆に最近の低評価の理由はほとんどが「成長に運が絡む」「ターゲット指定不可」程度の「合わなかったんだね」で片付くような内容が多いです)

 

まあそれはそれとして事前登録特典の将グレイです

f:id:izunabi:20160727231637p:plainグレイ:301/28/24/24/体術/光闇

彼の成長曲線のへたれ加減がインサガユーザの歴史を現していると言っても過言ではないほど低成長が溢れかえっていたグレイですがそれもそのはずサービスイン当初にはまともな戦力が帝アデルと将グレイと戦アルベルトの3人しかいなかったためです

リターンオーブの実装によって再育成が可能となりようやくまっとうな戦力として成長を遂げさせることができたというプレイヤーも多いのではないでしょうか

実際グレイのステータスを見るとユリアン(30/23/23)に似た攻撃型より防速のバランスが取れた形となっています

単純な攻撃力の高さはもちろん練気掌による全体火力もありサブミッションでのデバフもありステータスバランスが良好で合流時も分岐時も安定して戦うことができ闇属性持ちのためダクソでの支援もできコマンダー能力も「打家臣の攻+3」と汎用性が高いとよくよく考えるとできないことの方が少ないというハイスペックぶりです

もっとも手探りの初期プレイヤーは育成方法など分かりませんから真っ先に成長がへたれて優秀なステータスは初期値からほとんど上がらず稼働初期にはサブミッションが有効なボスに挑む場面自体がなくそもそも練気掌がないので全体攻撃もできず術開発されていない上に仮にダークソードが使えたとしても効果が単体ランダムというありとあらゆる初期仕様のダメなところを体現したかのような将でもあります

逆に言うと初期仕様から改善・追加されたほぼ全ての要素が将グレイを強化する内容だったわけですから秘めたる性能は凄まじいものです

ひょっとすると全将の中でもトップクラスの使い勝手かも知れません

 

エンサガコラボ特典

初回の七英雄イベントと時期を同じくしてエンペラーズ・サガとのコラボがありエンサガ-インサガ間で相互にシリアルが発行されインサガ側では将セルマが配布されました

もっともエンサガを知らないプレイヤーからすれば「セルマ…え…誰?」「交易所の白銀の皇帝ってロマサガ2の最終皇帝とは別人なの?」と言った具合ではありましたが…

セルマもまたグレイ同様にかなり初期の段階で無課金で使用可能な数少ない貴重な戦力として多くのプレイヤーに運用され成長仕様に振り回されたことと思います

f:id:izunabi:20160727231654p:plainセルマ:313/24/23/26/小剣/光

すばやさが若干高めですがほぼバランス型と言ってよく全体的に能力は控え目術属性も光のみと今見るとたいへん微妙な性能ですが戦力の整っていない初期ユーザにとっては将グレイか将セルマが最高戦力という状態が長らく続いたことも多かったかと思います(特に大半のユーザの将グレイはかなり残念成長を遂げていたはずなのでなおさらセルマに期待がかかっていたことでしょう)

f:id:izunabi:20160728224401p:plainこんな感じで今も戦歴最多はセルマ

今の基準でセルマを見るとアタッカーとしては不安を覚える24という低めの攻撃力小剣の技威力の低さが合わさり火力面は結構残念なことになっています

アタッカー以外の運用はどうかと言うと速度も26と取り立てて速いわけでもなく術属性も光のみのため補助をさせてもソードバリアかムーンライトヒールくらいしかできません

高めの素早さとそれなりの攻撃力を活かして分岐時に先制して円舞剣で殲滅するという使い方もできますが将リヴァイが攻・速・技威力どれもセルマを上回っているためよっぽど斬が通らない状況やスクリュードライバーの女性特効を活かしたい場面以外ではあえてセルマを起用する理由にはなりません

そもそもコンシューマ版のサガシリーズファンにとってエンサガのセルマに思い入れも何もあったものではないというのも本音でしょう(この辺は原作を知らないコラボキャラにも当てはまりますが)

もっとも初期勢にとっては「七英雄が手に入らず最高戦力がセルマ」という時期が長かったため使い込むうちに自ずと愛着が湧いたというプレイヤーも多そうではありますし私自身がそんな感じでした

なお余談ながらインサガ上で唯一の弱体化修正を食らった家臣でもあります(コマンダー能力が「全員の速+3」→「突家臣の速+3」)

全員という範囲で+3は帝クラスなのでこの修正は妥当というか当然の修正かと思います(仮に将のコマンダーで「全員」という範囲だと+1か白銀帝の娘ということでコマンダー特化として譲歩しても+2が精々でしょう)

 

 

吸魂の邪鬼! クジンシー

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ヴィクトールが ついに ねんがんの 流し斬りを 手に入れたイベントです(攻DOWNだったら非常に使いでのある奥義だったのですが残念ながら単純な特効のみです)

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このイベント頃からようやくイベントクエストの内容が意味のあるものになり始めこのイベントではクジンシーのエナジースティール(大人の事情につきソウルスティールに非ず)に対して興味を抱くブルーなどシリーズ間で明確なクロスオーバーが描かれました

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ちなみにこのイベントからメインライターがベニー松山氏に交代したそうです(何が言いたいかは分かりますよね?)

イベント将はジェラールでイラストはパジャマ姿の方なのにキャラチップが金鎧という若干残念な面もありますが兄弟揃って2人目の帝が実装されました

f:id:izunabi:20160727201006p:plainジェラール:297/28/21/28/体術/火光

ヘクターの「ジェラール様は学問でもやっていればいいんですよ」発言はどこへやら見た目は学問なのにステータスは明らかにガン攻めスタイルです

術適性のためHPが若干低めではあるもののなんと攻防速はリヴァイと全くの同値という優秀さで「体術版リヴァイ」などと言われたりもしていました(余計な術適性のためHPの面で劣りますが)

そしてリヴァイと比べると攻撃属性の違い以外には「サブミッションが大型ボスに有効」「全体技の練気掌がブレードロールより強力」と優秀であり「術適性がない分HPに優れ植物に滅法強いリヴァイ」「サブミと練気で活躍の幅がより広いジェラール」と言った具合に甲乙付けがたいものでした

ただインサガは家臣の入手から実践投入までが長いため育成期間の都合で実際に運用された期間という意味ではリヴァイに軍配が上がりそうです

あるいはリヴァイを手に入れられなかった(コラボ期間中にプレイできなかった・戦力不足でイベクエを回せなかったなど)プレイヤーにとってはある種の救済とも取れます

 

 

厄災の巨鳥! タイニィフェザー

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初めてロマサガ2クラスキャラクターに奥義が追加されたイベントです

ミネルバの奥義はタイニィフェザーへのDual Weaknessを避けるためか属性が熱のみですが今から見るとそれがかえってミネルバの対応力を大きく高めたように思えます

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イベントクエストはベニー松山氏らしい三枚目ヒューズによるドタバタ物で原作では通常女性口調だったミネルバは明確にくっ殺騎士口調として描かれました(もともと合流台詞が「死にたい奴はかかって来い!」でしたが)

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設定上の大きなクロスオーバーはありませんでしたがロマサガ1シフ・アルベルトとロマサガ2ミネルバサガフロ1ヒューズという原作の異なるメインキャラ間での会話も豊富になりました

f:id:izunabi:20160728231854p:plainナイトハルト:309/27/31/16/弓/光

ナイトハルト殿下が待望の攻撃力の高い弓将としてドロップしました(行方不明の殿下を探しに行ったら大量の殿下がドロップしたとかいうよく分からん事態ですが)

やはりこの頃から攻撃力の高い弓は貴重で前任の弓将が攻24のバーバラだったため攻27の弓ナイトハルトは鈍足ながらも大変重用されました

もちろん鈍足のため分岐にはまるで向きませんが合流時や試練時には高い攻撃力と防御力で粘り強く戦うことができました

何よりも攻撃力の高い弓という特性からアローレインによる全体火力連射による遠隔単体火力はもちろん高ランク技の習得に至らずともスパローショットやビーストスレイヤー止まりでも十分なほどの遠隔火力が出せました

実際には防攻型なので攻撃力が思うように伸びない場合も多いのですが初期値27という多少へたれても実用火力が出せる攻撃力ですので大きな問題にはなり辛いかと思います(既にインサガのターゲッティング仕様をご存じならば察せるかと思いますが常にHPが最も低い敵のみを狙う遠隔技多少攻撃力が低くとも非常に重宝します)

また今でも弓将の中ではナイトハルトの27が攻撃力の最高値です(そもそもドロップ弓将がナイトハルト以外にはバーバラの24とコッペリアの25しかいませんが)

単純な攻撃力だけで言えばナイトハルト以上の攻撃力の将はけっこういます遠隔メインという意味では貴重かつ現行の将の中でも最高クラスと言えます(単純な遠隔単体技だけならリヴァイのスカイドライブで事足りますが弓技は他も遠隔で優秀です)

 

 

変なタイミングで将グレイと将セルマを挟んでしまいましたがこんなところで次回に送ります

しかしベニー松山氏はイベントクエストで本当にいい仕事をしてくれますね