インサガEC ヒロイズム系列のキャラクター比較
先般は、クリティカル率とそのダメージを高める「精神法」 系列のキャラクターについてざっと比較しました。
「精神法」系列の特徴としては、恒常(及び恒常待ち)が少なく、大半が限定衣装ということが挙げられました。また、それぞれ多種多様な奥義や補助スキルを持ち、一概に比較することも難しい感じでその辺は割愛しました。たぶん今回もそんな記事になってます。
今回は現時点で実装されているヒロイズム系列バッファーについて確認してみます。
キャラクター | 区分 | 属性 | HP | 攻 | 防 | す | 行動1 | 奥義 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
テオドール | 恒常☆3 | 気 | 814 | 82 | 82 | 81 | 横範囲 | 気と大剣の攻ダメ+66.6%、状態異常+25%(3ターン) |
ローズ | 恒常☆3 | 土 | 822 | 89 | 70 | 85 | 縦範囲 | 土と棍棒の攻ダメ+66.6%、状態異常+25%(3ターン) |
エメラルド | 恒常☆3 | 火 | 822 | 91 | 65 | 88 | 縦範囲 | 火と小剣の攻ダメ+66.6%、状態異常+25%(3ターン) |
ティフォン | 恒常☆4 | 幻 | 842 | 83 | 74 | 93 | 横範囲 | 幻と小剣のクリ率+100%(3ターン)、CT短縮、無敵 |
バイメイニャン(Lv100) | 恒常待ち☆4 | 光 | 842 | 74 | 83 | 93 | 単・防+33.3% | 単・クリ率+100%、クリダメ+50%、不動(3ターン) |
バイメイニャン(Lv110) | - | - | 897 | 78 | 88 | 99 | - | - |
ジニー | 恒常☆5 | 水 | 920 | 99 | 74 | 96 | 単体 | 水と棍棒の相性ダメ+66.6%、すばやさ+20(3ターン) |
セルマ(水着) | 限定☆5 | 闇 | 912 | 78 | 92 | 100 | 単・闇の状態解除 | 闇と体術の連携率+33.3%、単体ダメ+100%、無敵、不動(3ターン) |
アニー(水着) | 限定☆5 | 魔 | 912 | 76 | 94 | 100 | 単体 | 魔と棍棒の連携率+33.3%、単体ダメ+100%、無敵、不動(3ターン) |
※注記なしは、☆4まではLv100時点、☆5はLv110時点ステータスを掲載
恒常☆5が若干名で残りは全て限定☆5の精神法系列と異なり、ヒロイズム系列は恒常☆3~限定☆5まで幅広いレアリティ帯に分布していることが特徴です。地味に全属性制覇。
逆に新鋭の限定☆5やボス☆5まで行くと、特定属性への特効付きヒロイズム(対象属性と合致すると更に上乗せして+33.3%など)となり、より強力なバッファーが増えてきます。
ですが、そちらはヒロイズム系列ではない、より上位の別種のバフとして捉え、今回「ヒロイズム系列」としては取り扱いません。
さて、こうして一覧にしてみると、最初期から存在する☆3のテオドール、ローズ、エメラルド、☆4のティフォンがまず目に付きます。
補助スキルもシンプルな効果のものが多く、それだけにダメージの倍率も後に実装されたキャラよりも高かったりするなど、まだまだ侮れないポテンシャルを秘めています。
ただ、ステータス配分に目を向けると、☆3の3人は全員、すばやさよりも攻撃力の方が高く、もうひと載せ欲しくなったりもします。レアリティが低い分、覚醒ポイントの上限も低いので、すばやさを取ったら他の特性スキルはほとんど取得できなかったりするのがツラいところです。
特にエメラルドについてはLv100時点で防御力が65しかなく、ステータスを見ているだけでもハラハラします。
☆4ティフォンくらいすばやければ安心でき、更にティフォンの場合、奥義にてクリティカル率を上げたり、補助スキルクールタイム短縮、無敵付与ができたりと地味なところで☆3バッファーとの差別化が図られています。
そして☆4バイメイニャンは、す>防>攻のステータスをしており、余技として基本行動1でダンシングリーフによる防御バフが貼れ、奥義は佐賀シルバーと同一効果だったりと、本当に☆4かと疑いたくなるような性能で、低レアリティバッファーの中では使い勝手は頭一つ抜けています。
バイメイニャンの余技を考えるに、単純なバッファーとしては、無駄に攻撃に寄っており奥義も属性合わせをしなければいけないジニーよりも強力ですらあります。
もっともジニーはバイメイニャンにはできない奥義ゲージ60%サポートができるので、一概に比較できるものではありませんが、今となっては最初期から実装されていた(入手手段自体はもう少し後)ジニーも型落ち感は否めません。
限定の水着セルマ、水着アニーまで行くと、ヒロイズム系列ではあるものの、むしろ注目すべきは通常バフよりも奥義の連携率・単体バフ・無敵・不動でしょう。奥義のバフは単体範囲の攻撃にしか乗りませんが、+100%を3ターンとパワフルかつ攻防一体で隙がありません。属性・武器を合致させる必要があるものの、一人いるだけで高難度の戦闘が格段に楽になります。ケースによっては必須レベルの使い勝手です。
特にセルマは5ターン持続の奮起持ちで、合計50%の奥義ゲージを回収できるため奥義の回転率を高められます。
……とまあ、そんな具合にヒロイズム系列は精神法系列と比較すると、低レアリティや古めのキャラに偏っている分、複雑な性能はしておらず、ストレートに分かり易いバッファーが揃っている感があります。補助スキルまできっちり触れられなかった精神法系列の記事よりは、多少なりとも踏み込めたかなと思います。
なお、ヒロイズム系列と精神法系列については下記記事も合わせてご参照ください。
以上。