インサガEC サファイアの霧隠れ+ボストンの脱皮=超耐久!?
先般の記事にて、サファイアの「霧隠れ」が対火属性限定なものの、非常に強力な運用ができる旨、記載しました。
今回は、そんなサファイアを活かした水パーティを考えてみます。
水パーティの前提
まず前提になるのが
・サファイアがパーティインしていること
・全員が水属性であること
→ サファイア「霧隠れ」の恩恵を受けるために必須
・霧隠れの最大でダメージ約1/2カットを効率的に受けられること
→ 固定値HP回復による持久戦
という点でしょうか。
パーティメンバーの選定
上記2点を満たしつつある程度バランスよく編成する……となると、やはり真っ先に浮かぶのはこちら。
ボストンの奥義エクディシス(Ecdysis:脱皮)は、[水][体術]対象としたHP回復・能力ダウン解除です。回復量がのびしろ含めて120と低いですが、対象範囲全員を回復できるのは便利です。
また、回復量については、そもそもサファイアの霧隠れでダメージ半減が前提なので、相対的に回復量は2倍になる、という見方もできます。
不満を上げるなら、有効性に若干乏しい「能力ダウン解除」な点でしょうか。これが「状態異常解除」だったら、格段に使い勝手が変わってきたのですが。
しかし、それはそれとしてハサミによるダメージの最大約50%ダメージカットもあります。すばやさの関係で実際には33.2%カットまでしか行けないと思いますが、ダメージ半減した上で1/3もカットできれば上等でしょう。
ちなみに、このハサミ、行動補正はバフ枠のものと同一らしく高いです。(+20?)ボストン自身がすばやさ死んでいるので、行動補正が活きるシーンがあるかは分かりませんが。
ボストンには奮起装備を積んで、奥義エクディシスで脱皮を繰り返しパーティ全体のHPを保つ役目を果たしてもらいましょう。
となると、ディフェンダーはボストンに決まり!
と言いたいところですが、ボストン以上にディフェンダー役として適任者が潜んでいます。
それはヒロユキ。原作ではグラフィックがアンリの使い回しで軽体術使いとして優秀だった彼ですが、インサガECではちょっと立ち位置の危ういディフェンダーとなっています。色々背負わされるヒロユキらしいと言えばらしいですね。
具体的に何がディフェンダー役として適任かというと、連携スキルによるHP回復です。ヒロユキに連携率アップ装備を積むことで、かなり安定してHP回復が発生するようになります。
もっとも、ヒロユキの武器は弓で、連携率アップ弓は現時点でまだ存在していませんので、連携率を積んだとしてもハルモニアの鎧+試練の証・風の合計50%までではありますが、50%も積めれば上等な部類でしょう。
今回、絶対に外すことができないキャラクター、それがサファイアです。
霧隠れを先制してばら撒くことで、火属性からのダメージを半減させます。
装備はとにかく速力を重視、3スロットともすばやさアップで固めます。
そしてサポーターとして、ファラを立ててみます。
ファラと言えば連携率アップ。
単純なアタッカーへのサポートの他にも、場合によってはヒロユキにかけて安定してHPを回復させられるようにするなど、様々なフォローが可能となります。
連携率アップはもちろんのこと、奥義で相性ダメージ66.6%が付きますので、攻撃面のサポートにも対応。
更に補助スキルによるHPリカバー、状態異常回復までできます。これでとっさの事態に対処できます。
アタッカーとしては、2人ほど候補がいます。
1人は、ナタリー。横範囲攻撃可能なアタッカーで、補助スキルによりクリティカル率+40%できます。
クリティカル率UPのサポーターが不在のため、自力でクリティカルを狙える点は役に立つかと思います。
補助スキル2種も、納得の殺意の高さを誇り、攻撃面では頼りになる存在です。
アタッカーのもう1人の候補。
それは、バレンタインアイシャ。現時点再入手不可ではありますが、縦範囲アタッカーとして優秀です。
のみならず、アイシャもまた奥義によってクリティカル率を自力で補えます。
更に、補助スキルで任意のタイミングで無敵を付与できる点も評価になります。
パーティ編成と実戦
メンバーの選定ができたところで、試しに、下記の編成で、神々の試練・火 re7に挑んでみます。
re7なのは、ナタリーに適合する横範囲配置だからです。
re8は縦範囲配置なので、その場合はバレンタインアイシャをパーティインさせます。
また、今回、ほんの思い付きでやってみた次第であり、ボストンとヒロユキはLv80しかありません。
そのため、ディフェンダー2人がもう少し耐えてくれたら……という展開になりがちですが、今回はサファイアの霧隠れによるダメージ半減を見たいので、あえてLv100にはせずに、このまま突き進みます。
ちなみにボストンは縦範囲怒り、ヒロユキは横範囲怒りと、地味に棲み分けができています。
戦闘では、ほぼ行動は固定です。
サファイアの霧隠れが生命線です。
ボストンの脱皮で味方全体を回復できます。
回復量は小さいですが、霧隠れによって食らうダメージ量も小さいのでわりと何とかなりそうな雰囲気があります。
更にヒロユキは連携率を積んだ上で連携スキルでガンガン回復してゆけるので、Lv80ながらもなかなか安定して攻撃を受けてくれます。
行けました。
Lv80だてらにボストンとヒロユキが耐えて回復しての繰り返しで踏み止まってくれたおかげで、かなり安定して戦うことができました。
特にボストンの奮起装備によるエクディシス連打で味方全体のHPを効率よく回収できた点はよかったかと思います。
また、ファラとナタリーのシナジーもなかなかよく、常時連携スキルでクリティカル率UPが2回乗るので、ほぼクリティカルというのも精神法ライクで強力です。
更にファラは「HP回復+連携率UP」の補助スキルがあり、ヒロユキのHPを回復しつつヒロユキ自身の連携スキルでHPを回復できるため、ヒロユキが粘り強く戦えます。
re9に挑んでみる
調子にのってre9に来てみました。流石にキツいですかね。
ダメージスケール的に行けそう……??
あっ、こりゃダメだ!
ボストンとヒロユキがもうちょっと耐久力あればいけたかも知れません。具体的にはLv80ではなくLv100にしておけば。
あと、ファラの補助スキルを伸ばしておくとか。
まあでも、思い付きで育成もしていない割には、頑張ったと言うべきでしょうかね……?
攻撃バッファーは不在ですが、クリティカルを自力で狙え、奥義で相性ダメージUPも乗るしで全体的なパーティバランスは決して悪くなかったと思います。
あとは、前衛2人がLv100になればよいんですが。
re9リベンジ
というわけで鍛え直してきました。
具体的にはボストンとヒロユキのLvを100にし、ファラの補助スキルをRank10まで上げました。あと、特性ポイント全く振ってなかったので振ったり。
う~ん、硬い。
最後にして最大の難関、溶岩の精霊×3まで危うげなく辿り付きました。
火傷対策をまったくしていないので、だめかもわからんね……
フルバフのナタリーのダイアモンドダストでこの程度です。硬すぎて泣きそう……
とはいえ、火傷をくらいながらヒロユキはリフュージショットの無敵と連携スキルの回復とに加え、ファラのHP回復・状態異常解除を受けつつで非常に粘り強く戦えています。
行けた!!
これが、もっとえぐい状態異常ばら撒きになると厳しいと思いますが、幸い状態異常は火傷のみ(これもだいぶ痛いので勘弁してほいんですが)ということもあって、状態異常回復がファラの補助スキルで間に合い、削り切れました。
re9やre10のようなシーンが今後も用意されているかは分かりませんが、というわけで、サファイアの霧隠れ+ボストンのエクディシスでの耐久パーティが成立しました。
以上。