イヴァン君のインサガ・インサガEC落書き帳

Imperial SaGa eclipse(インペリアル・サガ エクリプス:インサガEC)について気ままに書き綴っています

インサガEC 運用が独特なキャラ:ミルリク(など)

前回、運用方法が若干特殊なキャラとしてブルーを紹介しました。

izunabi.hatenablog.com

引き続き、今回も運用にひと工夫が必要なキャラについて記載します。

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今回は、ミルリク(通常衣装)です。

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ミルリクはLv100時点の防御力が90とディフェンダーとしては低めで、攻撃力が87と高めという、「殴りもできるディフェンダー」といった立ち位置です。

余談ながら、アルベルトはサポーターでありながらLv100時点の防御力が89もあり、ミルリクはアルベルトにかなり肉薄されています。要するにLv100時点の防御力90というのはディフェンダーとしてやっていく本当の最低ラインの防御力なわけです。

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アルベルトが恵まれすぎと言えばその通りではありますが。

 

 

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補助スキルに目を向けると、挑発は1ターンのみと、ディフェンダーとしてはターゲットコントロールに不安が残ります。

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一応、奥義の塑望のデュナーミクで3ターン怒り付与ができますが、狙ったタイミングで発動させるのはなかなか難しく、素のすばやさの低さもあって、若干使いづらいものとなっています。(奥義の速度補正は+20あるようでしたが)

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となると、ターゲットコントロールはデザートランス先頭などで、「殴られるに任せる」形となり、パーティ全体を守り切ることは若干難しいものとなっています。

 

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類似性能のバーバラとの違いはここにあると思っています。バーバラは奥義は自分に無敵付与ですが、補助スキルは3ターン怒り付与で、ターゲットコントロール能力はミルリクより高いです。(ついでにLv100時点防御力が96あり、ミルリクより6も高いです)

 

で。

ミルリクのex特性スキルを見てみると、無敵3枚です。

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非常にディフェンダーらしい能力をもらえています。(余談ながら、ここもバーバラと同様ですね)

 

では、無敵枚数分の攻撃をガードしたら終わりかというと、そんなこともありません。

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連携スキルのHP150回復(のびしろによって実効値最大180回復)が効いてきます。

しかし、連携スキルでのHP回復は非常に不安定で、回復したいときになかなか発動してくれません。何よりミルリクは自力で連携率を操作する術を持ちません。

戦況によっては連携率が0%~15%程度で推移するなどで、「発動すればラッキー」になるのはざらです。

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かといって補助スキルでの連携率上昇は、アタッカーに回したいところです。

 

ではどうするかというと、連携率UP装備を着けます。

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具体的には、以下の装備です。

武器:レースグローブ  連携率+30%

防具:ハルモニアの鎧(有償限定)  連携率+30%

アクセサリ:試練の証・風   連携率+20%

合計:+80% (ハルモニアの鎧抜きで+50%)

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こうなると、かなりの勢いで(特にハルモニアの鎧装備時は最低でも80%の確率で)ミルリクが連携を発動させることになり、減ったHPを減ったそばから連携スキルで回収するという形になります。

連携だけあってダメージ1.2倍効果もありますし、ミルリクは攻撃力もディフェンダーとしては高めとあって、サブ火力として期待しつつディフェンダーで粘り強く連携スキルを活かし耐える、といった運用が可能となります。

 

連携率UP装備は、漫然と「装備させるものがないから連携率UPをアタッカーやサポーターに」とするよりは、明確に連携スキルに頼ることになるキャラクターに優先的に回したいところです。

これはミルリクに限らず連携スキルでHP回復を持ったディフェンダー全般に言えることではありますが、中でもミルリクは連携スキルの依存の度合いが高めということで代表して今回の記事にしてみました。

 

たとえば限定衣装の古代人クジンシーも連携スキルでHPが回復するので、クジンシーも連携装備との相性がよいです。

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ただ、クジンシーは自力でエナジーティールというHP回復手段を持っているため、相対的に連携スキルの依存の度合いが低い、ということになります。

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また、かなりミルリクと類似した性能を持つバーバラは、バーバラ自身の防御力がミルリクより若干高いことと、奥義で無敵を貼れることから、ミルリクほどは連携スキルの依存の度合いは高くありません。(大きな差ではありませんが)

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まとめると。

・ミルリクの基礎スペックはディフェンダーとしては凡庸だが、攻撃力がそこそこあるためサブ火力にもなりうる

・連携スキルによるHP回復への依存度合いが強いが、自力で連携率を稼げないため連携率装備が有効

・連携率装備を着けることでサブ火力となりつつ自己HP回復が可能となり粘り強く戦える

 

といった形になります。

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サブアタッカーということでヒロイズムなどのバフが渡ってくるかは構成次第になりますので、できれば範囲バフに巻き込めるようにする必要も出てくるかと思います。そうなると、「壁役が攻撃もできる」となり、なかなか悪くない選択肢に思えます。

 

ミルリクがあまり「強い」「使いやすい」と思えなかったのは、ひとえにサービスイン当時は連携率UP装備がなく、不安定な連携率依存となって、ろくにHPが回復できない状況が続いたからではないかなと思います。

(ミルリクは防御があまり高くない分攻撃力が高め、かつ攻撃範囲も単体+縦範囲なので、アタッカー運用する分には使いやすかったりはしましたが)

 

今ではレースグローブをはじめ、風伯やサイコダガーなど様々な連携率UP装備が出ていますので、そういった不安定さはかなり解消されることかと思います。

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あとは、クールタイム短縮目的でバッファーに装備させたい、などのケースで装備が競合する可能性がありますが、そこはケースバイケースで。場合によっては試練の証・風ではなく試練の証・邪で毎ターンHPを33(のびしろで実効値最大39)回復させても悪くないかと思います。

 

以上。