イヴァン君のインサガ・インサガEC落書き帳

Imperial SaGa eclipse(インペリアル・サガ エクリプス:インサガEC)について気ままに書き綴っています

インサガEC 竜鱗の鎧と永久氷晶の可能性

強敵イベントで手に入る装備に、ビューネイを倒して得られる竜鱗の鎧とドラゴンルーラーを倒して得られる永久氷晶があります。

それぞれ、以下の性能です。

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竜鱗の鎧:相性発生時に受けるダメージを30%ダウン(3回)

 

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永久氷晶:相性発生時に受けるダメージを20%ダウン(3回)

 

ダメージ軽減量が微妙な上に回数制限付き。ぱっと見で「シーンによっては仕事するんだろうけど、使い道があまりないな」と思うかもしれません。

が、意外な(と言うほどでもないかも)使い道があったりします。

 

そもそもの前提条件として、「相性ダメージDOWN」ですが、当然ながら「相性が発生した場合」にのみ適用されます。

そして、「有利相性」というのは基本ダメージ倍率が50%となっています。(※)

※星属性や光・闇属性は置いておく

 

そしてインサガにおいて、カテゴリごとの効果は単純和算となり、

「有利相性50%」から「竜鱗の鎧30%」を引くと、ダメージ倍率は20%まで下がります。

   50 - 30 = 20(%)

 

元のダメージが100だった場合、相性有利によって50食らうところが、竜鱗の鎧によって更に20までダメージが下がるということで、実効ダメージ軽減率はなんと60%にものぼります。

この時点で、「有利相性ならば使えるかも」ということが分かります。

逆に、相性不利200%の場合、竜鱗の鎧の30%軽減があっても170%ダメージにしかならないので、実効軽減は15%しかなく、あまり使い物になりません。(場合によっては命拾いするケースはあっても)

 

では、竜鱗の鎧(相性ダメージ30%軽減)と永久氷晶(相性ダメージ20%軽減)を同時に装備するとどうなるのか?

   50 - 30 - 20 = 0(%)

まさかのダメージ完全無効化となります。

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アルクィーン(気)から超音波を食らうクジンシー(魔)。竜鱗の鎧と永久氷晶を装備しているためダメージが0になっています。

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竜鱗の鎧と永久氷晶は同時に効果が発生し、同時に1回ずつ効果が消費されます。

 

つまり。

 

竜鱗の鎧と永久氷晶を同時装備することで、(属性有利ならば)実質的に3回分のダメージ無効化を得ることが可能となります。

 

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更に、無敵と違ってあくまでも「相性発生時に」「受けるダメージを軽減」という形ですので、

パリイで消費されない

毒などのスリップダメージで消費されない

という、無敵のどうしても悩ましかった点が見事に解消される「ダメージ0%」が完成します。

 

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もちろん、欠点としては「防具とアクセサリが固定化される」というものが挙げられます。

しかし、奥義ゲージもすばやさも盛る必要がないようなケースでは、かゆいところに手が届く実質ダメージ無効化3回を積むことができ、保険としては上々でしょう。

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防具1箇所使って1回無敵という氷河の盾やワンダーバングルと比べても、回数が3倍、しかもそのダメージ0%はパリイやスリップダメージで消費されず、非常に強力なものとなります。

竜鱗の鎧と永久氷晶は属性が合致しなければ軽減されない難点もありますが、強敵や試練などでは属性が偏っているケースが多いので、非常に心強い能力と言えます。

 

竜鱗の鎧、永久氷晶について「なんでこんなに効果が微妙なのに3回という回数制限が?」という素朴な疑問に対するアンサーになれれば幸いです。

 

以上。