インサガ DHの実装予告! とDHあれこれ
ついにDHの更新情報が来ました
個人的にはDHよりも部隊管理の改変のほうが気になっていたりするのですが……ともあれDHで家臣の立ち回りのバリエーションが大きく広がることはまず間違いなさそうですね
持っててよかった全ステータスが+30以上成長したT260G
※詳細な公式お知らせは以下リンクを参照
スクウェア・エニックス BRIDGE | ゲーム・コミュニティ| SQUARE ENIX BRIDGE
で……公式からして「DHを設定した」「DHに設定した」とメインキャラクター側とセッティングされるキャラクターとが非常に分かりづらいことになっておりますのでひとまず本記事ではDHを装備するメイン側は「メイン」などとしDHで相手を選んでセッティングすることを「DHする」セッティングされた側は「DHとしてセットされた側」など……みたいな感じで表現します(あとで気になったら直すかも)
仕様をざらっとまとめると……
・同一人物はDH不可(図鑑登録上で別人ならば可能)
→ ダブルのセットはOK
→ たぶん同一人物でも天帝に帝セットとかもOK(実用性は別として)
・同じ武器種間ならばDHできる
→ 作品縛りなどはナシ
→ にんげんおとこ(魔界塔士・秘宝伝説)やウォードはどうなる? 2武器片方が該当していればDH可能?
・DHするとDHとしてセットされた側の「天帝化ボーナス含む成長ぶんの」10%だけ攻防速強化 術は単純に10%強化
→ DHとしてセットされる側のステータス初期値は関係なく純粋に成長値が反映されるため持ち点の少ない初期天帝もハンデにならない(トムみたいなそもそも3値+30が即ちカンストという家臣もいますが……)
→ たとえば攻防速が30ずつ成長した術適性35の天帝をDHすると攻防速が+4されて術適性が+3される
→ 成長量10ごとに+1しかされない上に上昇量は目を見張るほどではないため+1されるボーダーラインを目指して厳選する意義はそこまで高くない
→ 初期ステータスの末尾が8か9で終わっている家臣が当該ステータスをカンストしても端数になるため割と悲しみを背負うかもしれない
→ 術士に術士をDHすると術適性が+8されるため素の術適性が88となる
→ 妖魔術士が術適性+7憑依している場合は素の術適性が95となる
・DHするとセットされた家臣の奥義を命中-20・消費SP+2で使えるようになりメインキャラクター側の能力依存で撃てる
→ 現行仕様での命中強化に大きな意義が生まれる
→ 単体奥義持ちは全体奥義持ちをDHするなど家臣の役回りが大幅に増える(これについては後述)
といった感じでしょうかね
個人的には「初期帝もハンデ(ほぼ)なし かつ 付与効果なし低コスト奥義も使い道アリ」という部分がありがたいです
となると気になるのは「どんな家臣にどんなDHをセットするか」となってくるのですが……
上でも触れていますが真っ先に浮かぶのは「単体奥義持ちが全体奥義持ちをDH」「全体奥義持ちが単体奥義持ちをDH」でしょうか
全体奥義持ちに単体奥義持ちをDH
たとえば「全体奥義持ちのメタルブラックに単体奥義持ちのT260GをDHする」といった場合
メイン側:メタルブラック
DHとして使われる側:T260G
まず天帝T260GをDHすることで攻防速が+4されますがこの時点で青年ギュス様のコマンダーが天から降ってきたようなモンですね
更にコスト11+2の合計13とお高く付くもののメタルブラックがあまり強くない(多段斬り止まりの)斬属性の高威力単体奥義が使えるようになります
もっとも煉獄級はまだしもアビス級になると単体奥義の消費+2がかさんで厳しいことにもなるため下手に3種特効やバフ奥義をDHするよりは初期帝が持っている低コストの付与効果なし奥義をDHした方がいい場面もあるかもしれません(この例だと斬属性の単体火力の乏しさは解消できるものの消費SPが13と高くアビスでは息切れ必至です)
単体奥義持ちに全体奥義をDH
全体奥義が強い家臣に単体奥義をDHすることで対ボス火力を補う使い方が考えられますが逆もまた然りで単体奥義持ちが全体奥義持ちをDHすることで道中火力を補うことも可能です
メイン側:メイレン
DHとして使われる側:水着教授
まあ……銃は二丁拳銃があるからそもそも全体奥義持ちをDHするメリットがそこまで大きくはないのですが手持ちで丁度いい家臣がいなかったので……
ただいずれにせよ二丁拳銃は特効なし・打属性・威力304に対してDH奥義は3種特効・雷属性・威力354と差別化は図れているのでよいかなーと……
当然ながら通常のシチュエーションで全体奥義を使う場面というと道中ですが消費SP14に+2されて消費16はかなりお高いです
とはいえボス戦には(複数ボスでもない限りは)影響はない上に道中はそのお高い消費SPを計算に入れて進行パターンを構築すればよいのでこちらはそれほどデメリットでもないかなと持っています
攻撃範囲は同じでも属性や特効の異なる奥義をDH
「単体奥義持ちに単体奥義持ちをDH」「全体奥義持ちに全体奥義持ちをDH」というケースがこれに当たります
パッと見メリットが薄そうに思えますが属性が違えばそれだけで立ち回りの幅が大きく広がります
属性の違う2種類の単体奥義を撃ち分けられれば弱点耐性に悩まされるアビスバトルでほとんどのケースでweaknessを取れることもあります
メイン側:ルージュ(打属性)
DHとして使われる側:ボルカノ(熱属性)
この場合ルージュは単体属性として打と熱の2つを撃ち分けられるため多くのボスの耐性をかいくぐってweaknessを与えられることになります
更に言うとボルカノは初期奥義勢のため特殊効果がない代わりに低コストでSP消費が+2されても消費10と自前の奥義より消費が安かったりします
欲を言えばメイン側とDHされる側とで奥義の術系統が同一だったら1つのデステニィストーンを両奥義に乗せられたのですが……手持ちで該当する組み合わせがいなかったので妥協しました……
全体奥義に全体奥義DHも似たようなもので単騎で任せられる進軍ルートが増えることになりますしとりわけ煉獄級の最後の分岐ではその恩恵は非常に大きいはずです
メイン側:レスリー(打属性)
DHされる側:海賊モニカ(熱属性)
まあこの例だと「打と熱の全体奥義を使い分け可能」ってだけで不死特効が被っているのでいまいち美味しくないんですが……(強いて言えば海賊モニカの奥義が大剣基準なので威力が高い)
この辺は「突属性の壮年ギュスに打属性のレスリーをDH」などの方がドラマチックですしベターかもしれませんね(壮年ギュス持っていません……)
バフ・デバフ奥義持ちに別のバフ・デバフ奥義をDH
個人的に「DHを上手く運用している!」という気分になれそうな気がしているものがこの運用法だったりします
たとえば時の君にブルーをDHすると「防・速バフの無属性奥義」と「術バフの雷属性奥義」が使えるようになり単体で実に3種バフ奥義が使えることになります
メイン:時の君(防速バフ)
DHされる側:ブルー(術バフ)
これ2つの奥義を交互に撃ってるだけで相当エグいことになりそうです
むろんこれも術系統が同一ならばデステニィストーンが……という点が気がかりではあるものの
それ以外には……
他にはトレジャーハントで「メインは全体奥義で相手によってDHしたインタラプト奥義を使う」という運用も考えられますね
弱点属性に対するインタラプトでダメージ激減しそうではありますが……エイリークのスタン付与とウォードの三すくみ適用外には可能性を感じます
連携確定奥義なんかも全体奥義持ちに使わせればそれだけで対ボス火力がハネ上がるのでこちらも強力そうですね
特にヴァジュイールは元ステータスが凄まじくフラットだけに全ステータス+30以上の厳選をしていれば攻防速+4とステータスの恩恵も高く体術使いならば誰でもフゥダルティフィスが使えるようになります
逆にヴァジュイールの素の耐性を活かして全体奥義をDHする方向でも相当な活躍が見込めそうですね
ただ本人がかなりのアビス向けだから……ヴァジュイールにバフ奥義をDHする方向がよいのでしょうかね……ビューネイのカタクリズムで雷付与とか?
また今回の記事では全体奥義と単体奥義ばかり取り上げてしまいましたが実際のところ縦断奥義・横断奥義はDHするにはちょっと使い辛い印象です……
本人が範囲奥義を持っていてそこに全体奥義か単体奥義をDHする分には強いと思うのですが全体奥義持ちや単体奥義持ちがあえて範囲奥義をDHするには少しばかり愛が必要かもしれませんね
トレジャーハントでゴブリンアタックの後ろ3人を落とすみたいな使い方が決まっている場合や煉獄級などで明らかな縦断・横断用の接待配置がある場合などはまた別だとは思いますが……
こんなところで筆を置きます
そしていざDHが実装された後に記事を書けるんだろうか……DH予告だけ記事書いてDH実装後にまた更新途絶えるとか中々ユカイなことになりそうで怖いです