インサガ 乱数幅調整後の家臣評価変動あれこれ
先般のアップデートで攻撃力・術適性のダメージ計算式が元に戻りました
しかし一方で行動順やダメージ処理のランダム幅が狭まった調整はそのままとなっています
インペリアル鈍足
そのためこれまでは「鈍足すぎて絶望分岐で使い物にならない」とされていた鈍足家臣にも日の目が当たるようになりました(元々鈍足さを差し引いてもめっちゃ強い連中がひしめいてはいましたが…)
ところで当初ダメージ計算式の修正告知がされたときは技側は「攻防差50キャップ」だけを開放する内容だったと記憶しています
ですがいつのまにやら「純比例75キャップ」までも開放する告知に変わっていましたね
当初はやはり攻撃力の75キャップをいじるつもりがなかったものが何らかの拍子で外す方向に倒れてしまった(伝達ミスかなんか)のではないかと思います
ダメージ調整は技側が明らかに調整ミスだったのでまあいったん忘れるとしても…
ダメージ幅の下ブレが小さくなったことで敵が倒し易くなりましたし行動順のすばやさ幅も小さくなったため敵に確定先手を取るためのすばやさも大幅に軽減されました
これによりこれまで主流とされてきた攻速型・速攻型だけではなく攻>防≒速型や攻防型なども大きく株を上げるチャンスとなりました
これまでの主流:攻速型・速攻型・速防型術士
これまで絶望級分岐先で安定して先手を取るにはすばやさ65程度は欲しかったところですが今後は50半ばもあれば充分となります
と言うかすばやさ50の時点で大半のランク10モンスター相手に確定先手となりあとはトウテツ53・蒼天女63となります
こうなって来るとこれまで絶望分岐で猛威を振るっていた攻速型や速防型術士は高すぎるすばやさを活かす道がなくなります(回避やクリティカル率の恩恵は体感できるほどでもないですし)
そして攻速型はすばやさに持ち点を取られた分だけ防御面が薄くなっています
アザミやジュウベイやアニーなどはその典型でしょう
但し勘違いしないでいただきたいのは「攻速型だけの天下ではなくなった」だけであって本来の「殺られる前に殺る」を体現できる強さには変わりはないということです
特に蒼天女はバランス調整後でも確定先手にはすばやさ63は必要となり絶望ボスとなれば安定して先手を取るにはすばやさがどれだけ高くとも高すぎることはないくらいですのでやはりそこが攻速型・速攻型の強みになるはずです
また場合によってはアザミなどはあえて分岐時に味方より確定で先制してダークソードを使うことで自身のSP消費を抑えつつ後続に1確・2確させるなどの使い方もできるでしょう
今後の主流予想:攻>防≒速型や防速型術士
逆にこれまで肩身が狭かったすばやさ30前後の攻>防≒速型や防速型術士が絶望級の分岐で運用できるようになり攻速型よりも高い防御力でボスの攻撃にも耐えられるためいよいよもってこうした家臣の隆盛になって来たように思えます
「神速を付けても安定先制しない」あるいは「ステータス傾向的に伸び辛いすばやさをカンスト付近まで何度も育成し直す」はたまた「神速を余儀なくされるお陰で火力が若干足りない」といった形で涙を呑むことも多かったのですが今後はこうした家臣が「速度カンストせずとも神速も不要」といった形で猛威を振るいそうです
体術エレンなどもすばやさがカンスト付近まで伸びずとも神速不要でのガン攻めに使えるでしょう
(ただこのバランシングの恩恵をフルに受けている代表家臣が帝ブッチャーと言うのがなんだかなぁ…という気がしなくもないのですが)
ちなみに金獅子は全家臣中最大のHP447に加えて41/23/33という絶妙な3値加減にパイロヒドラ憑依による防+10により(伸び率を考慮に入れなければ)41/33/33という相変わらずぶっ飛んだ強さを維持してくれています
キング・モクなら46/28/33です
鈍足帝も絶望分岐参加可能に
ミネルバやギュスターヴなどに代表される鈍足家臣もすばやさが40まで成長してくれれば神速・コンバットスーツ併せてすばやさ53まで持って行けますので成長によっては鈍足家臣でも大半のランク10モンスター相手に安定して先制が取れるようになります
補正後すばやさ52
鈍足の代表格とされるギュスターヴでさえも補正込みならばほとんどの絶望モンスター相手に安定して先手が取れます(青年ギュスターヴは全体技がないですが最近の絶望は縦断にも横断にも優しい配置ですので逆に払車剣と奥義が活かせるとも取れます)
もちろんすばやさを犠牲にしているだけあって防御面は盤石ですから周回時のタフネスに大きく影響します
小剣ジェラールなどは全体奥義もあり攻防ともに優れるため絶望分岐の掃討役も壁役もこなせる非常に強力な家臣になりそうです
帝プルミエールも39/36/26という非常に優れた攻防型のステータスに優秀な奥義とスカイドライブを併せ持っているためこちらも大いに活躍が見込めるはずです
術士の今後(予想と言うか希望)
ダメージ調整ミスの戻しによるあおりを最も食らったのは間違いなく術士でしょう
ただでさえダメージが技と比べて控え目であるのに38武器の充実や術研究による術威力強化の効率の悪さなど技に比べて勝っている点が必中である以外にそれほどないような状態です
更に術適性防具が自ら首を絞めて術帝単体で術適性キャップの75を越える80となってしまって術適性アップ奥義が完全なハズレ奥義になってしまっています
そもそものダメージ調整が入るのは極端な技>術の状態を打破するためのものだとばかり思っていました
ですのでここはどーんと術適性キャップ120くらいまで上げて欲しいものです(術のダメージ計算式は技と比べてダメージの上がり幅がかなり緩やかなので120くらいまで達せないと技に全く追い付けませんし)
そして仮に術ダメージ計算式のキャップ開放が来たら先の行動順ランダム幅の縮小と合わせてゆきだるまやトーマスやボルカノなどの「もうちょっと素早さがあれば…」という術帝が一躍して絶望分岐で猛威を振るうのではないかと思います
またアリエスやエメラルドなど初期の術帝は3値が少ない分HPは高めですのでサガフロ2以降に顕著なHPを犠牲にした術士よりも使い勝手の面で秀でる可能性も出て来ます(まあ宮廷術士は術属性が2つしかないのが専業術士としてはちょっと手痛いところですが…)
これまでも今後も残念な方々
「敵にダメージを与える」または「味方を支援する」という行為に絶望的に向いていない家臣はこれまでも今後も相変わらず残念なままかと思います
具体的に言うとベア・ミカエル・ウィンディ・カール・ライーザ・テレーズなど攻撃力30未満かつ有用奥義なしのいわゆるハズレ帝は相変わらずハズレのままでしょう
毎度のことながらカールはサブミッションでデバッファに徹すればなんとかなりますがやっぱりうんカールじゃなくていいよねって結論にしかならないので…
ミカエルやウィンディは術適性防具が来たため術士運用という活路が出来たにも関わらず今度はいずれ来る「術適性キャップ開放」によって本業術士に大きく離されてしまうことと思います
まだダメージ計算式の調整中の今現在ならばなんとかなるのでしょうけれど…
コンバットでは…
なおコンバットでは相変わらずすばやさゲーだと思いますが私は家臣に対してコンバットへの有用性に全く興味がないのでどうでもいいかなぁと思っています(全編徹してただの消化試合だし)
こんなところで