インサガ フランベルジュ効果検証
フランベルジュ「[火]使用時の術適性がほんの少し上がる」について効果のほどを検証してみました
検証ポイントは以下です
1)火術属性家臣装備時に術適性が上がるのか もしくは 火術使用時のみ術適性が上がるのか
2)フランベルジュによる術適性の増加は通常の術適性キャップ75を越えて有効かどうか
検証のためには「大剣が装備でき かつ 火術とそれ以外の術が使える」という家臣が必要になります
手元にちょうど帝シルバーがいましたのでこちらで検証してみました
装備:フランベルジュ/術士のローブ/英知のペンダント
強化ポイントはなし
まずは上記1の術適性が上がる条件を確認するために同威力の火の鳥とヴァーミリオンサンズを使ってダメージを比較します
帝シルバーの素の術適性は35ですので術士のローブと英知のペンダントを合わせた術適性は65となります
火の鳥を使わせてみます
クリティカルダメージ1736で術適性70の場合のダメージと合致します
計算式:術適性 × 術威力 × 6% × (100% + ( (術適性 - 25) × 0.8%) )
70 × 304 × 6% × (100% + ( (70 - 25) × 0.8%) ) ≒1736(小数点切り捨て)
次にヴァーミリオンサンズを使わせてみます
クリティカルダメージ1564で術適性65の場合のダメージと合致します
65 × 304 × 6% × (100% + ( (65 - 25) × 0.8%) ) ≒1564(小数点切り捨て)
以上のことから「火術使用時のみ術適性が上がる」ことが分かりました
次に「通常の術適性キャップ75を越えて有効か」についてですがシルバー単独では術適性が75に届かないので
ワグナス!! 評議会はムーングロウを検証用術法と決定したぞ!!
…シルバーめ! 術適性を底上げして欲しいなど!
ムーングロウの効果は術適性1.3倍ですので65 × 1.3 ≒ 84(小数点切り捨て)であっさり術適性キャップの75に届きます
ムーングロウが乗った状態で再度火の鳥を使います
クリティカルダメージ1915で術適性75の場合のダメージと合致します
75 × 304 × 6% × (100% + ( (75 - 25) × 0.8%) ) ≒1915(小数点切り捨て)
残念ながらフランベルジュの火属性限定の術適性加算は通常の術適性75に引っかかって頭打ちになってしまいい「通常の術適性キャップ75を越えられない」ことが分かりました
念のためヴァーミリオンサンズも同条件で使いましたがダメージは同じく1915でした
1)火術属性家臣装備時に術適性が上がるのか もしくは 火術使用時のみ術適性が上がるのか
⇒ 火術使用時のみ術適性+5される
2)フランベルジュによる術適性の増加は通常の術適性キャップ75を越えて有効かどうか
⇒ 通常の術適性キャップ75を越えることはできない
という結果になりました
フランベルジュは「大剣装備可能な家臣が術適性キャップにかからない状態で火術を使う」という非常に限定的な場面でしかその効果を発揮できないようです
おそらく大剣アセルスが熱風あたりを憑依しても熱風限定で術適性+5されるかと思います
なおシルバーは基本スペックこそ高いものの大剣ゆえに攻撃範囲に泣かされることが多かったのですがフランベルジュ+術適性防具+英知で火術限定ですが術適性70で術が使えるようになりましたので「道中は火の鳥」「ボス戦は乱れ雪月花かアージェント・ロアー」といった具合にそこそこ器用に立ち回れるようになったのではないかと思います
もちろん流星刀と比べて武器の攻撃性能で劣る上に防具の攻速+3と無双の攻+10が犠牲になるので一長一短…と言うよりは痛し痒しと言った具合かも知れませんが…
ただ道中火力が必要ない場合は素直に物理装備を付け替えればいいだけですし1キャラで複数の役割が持てるようになったためシルバーを普段使いしたいという方にはけっこう重宝するのではないでしょうか
こんなところで