インサガ 初心者皇帝ガイド番外編 絶望Sクリアに挑戦
インサガ初心者向けの情報の番外編です
結局のところ今さらそんな情報要らんわって人は素直に読み飛ばしてください
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前回記事
今回は初心者ガイド番外編ということでイベントクエスト絶望級Sランククリアの手引きのようなものを書いてみます
番外編なので途中経過を色々スッ飛ばしてエンドコンテンツのひとつである絶望Sについてのお話になる点はご承知おきください
DMM版にはまだ絶望級自体がないためYahoo!ゲーム版・ハンゲーム版・mixi版の方向けの内容となります
絶望級Sランククリアに当たって必要な家臣はひとまず以下とします
攻速を両立した全体技持ち : 3人
攻撃力が高い家臣 : 3人
補助ができる家臣 : 1~2人(上記と兼任できる術士かバフ奥義持ち)
左から順に「攻速両立」「攻撃力」「補助兼任」
もちろん戦力や戦術はプレイヤーによって千差万別ですので上記の内容でなくとも構いません(王ヒューズや王ディアネイラを組み込んだり攻速型や速防術士だけで固めたりなど)
単に今回の記事に使うメンバーが上記の揃いというだけです
但しボス戦のダメージを担うメンバーはボスの耐性に引っかからないことが大前提です(ボスの耐性は大抵37.5%ですので耐性属性だと4割近く軽減されてしまうことになります)
また「別に絶望Sってそこまでハードル高くないよ」ってことを説明したいのであえて強化ポイントなし・軍旗なし・身代わりなしで挑みます
事前準備
戦闘に出すメンバーは以下の条件を満たしていることとします
・フル開花育成済みの帝*1であること
・全体技・ランク10技・奥義について命中を90前後まで(鈍足家臣なら100近くまで)上げた上でSP軽減を完遂済みであること
・虹武器(イベント武器)か500徽章武器を揃えていること
・ランク10アクセサリを装備していること
もし命中強化やSP軽減が終わっていない場合はしっかり終わらせてから臨みましょう(逆に威力強化は一切行わず命中強化で下がった威力は放置しておいて問題ありません)
また上記では虹武器か500徽章武器とランク10アクセサリを要求していますが別になくても構いませんのでないならないでそのまま進めてしまいましょう(今回はあえて強化ポイント一切なしのメンバーで挑むので強化ポイントを振っている場合はそれと帳消しになる程度かと思います)
基本戦術などなど
絶望級Sランククリアに向けて注意すべき内容は以下です
敵の危険度の把握
即死持ち > 全体術持ち > それ以外
このうち即死持ちだけは絶対にターンを渡さないよう立ち回る必要があります
全体術持ちについてもダメージの軽減手段に乏しいため充分警戒すべきでしょう
それ以外の敵はさしたる脅威はないと判断します
特にタフなだけで攻撃力が低いパイロヒドラや全体攻撃手段を持たないワンダーラストや明王あたりは格好のカモです
敵の最大HPの把握
遠隔技が確実に現在HPが最も低い敵を狙うという仕様を利用して敵の頭数だけ減らしてわざと残した敵を殴ってSP回復するために敵の最大HPを把握しておきます
例としてカイザーアントはHPが2,850しかないので雪の精(HP2,750)と混成でもない限りは遠隔を撃てば(近接で削ったりしていない限り)確実にカイザーアントに飛んで行きます
敵の弱点耐性の把握
即死持ちのカイザーアントは斬に50%もの耐性を持つため斬家臣だけで落とすには向きません
それとは逆に同じ即死持ちのチャリオットは打と熱が弱点でそれ以外に耐性を持ってはいるものの弱点も耐性も12.5%しかないためどの属性で殴っても力押しで落とせます
この辺りの「どの属性に耐性を持っているか」と「その耐性は無視して殴り倒せるものか」という情報は極めて重要ですのでモンスターのステータス表とにらめっこしながら戦い方を決めましょう
モンスターの情報は私はこちらのサイトを参考にしています
上記の情報を勘案して「危険度の高い敵はSP消耗を度外視してでも叩く」「わざと危険度の低い敵を撃ち漏らしておいて攻撃を甘受しつつ通常攻撃でがっつりSPを回復する」という戦術を取りつつ進軍します
なおSP回復の際はムー・フェンスで被ダメージを減らせることとラピッドストリームでSP回復量を増やせる*2ことは覚えておいて損はありません
またムーを使って被ダメージを抑えておきトドメを刺すターンだけラピッドに切り替えるのも有効です(どれくらい通常攻撃したら倒してしまうかはそのうち慣れで分かると思います)
出撃メンバーの選定
今回の絶望Sに挑戦するメンバーとして以下を選定しました
見てのとおり強化ポイントは一切振っていません
この構成で挑みます
1戦目
3回全体技使えば倒せるだろという安直な発想で戦います
倒せました
2戦目
今回最も警戒すべきカイザーアントとの混成です
とにかくカイザーアントにターンを渡したくないのでガン攻めします
カイザーアントの強烈な耐性にかかる斬は避け突と弱点の冷で攻めます
この際1戦目で全体技を使った2人には素振りをさせてSPを回復させておきます
なんとシフの双竜破がクリティカってブルーの行動前に殲滅できました
1回目分岐
カイザーアントが多数出る右ルートには素早い全体攻撃持ち家臣を送ります
左ルートはワンダーラストとパイロヒドラしか出ないのですばやさが低くてもなんとかなります
左ルート分岐後1戦目
縦断並びのため双竜破でまとめて串刺しにできます
攻撃自体そんなに痛くないので適当に3人で狩りますが念のため熱耐性を持ちかつ3人の中では最も防御力が高いケルートをインペリアルアローの先頭に立たせます
ワンダーラストは縦断技を持っているため縦断並びの陣形は選ばないようにしましょう
そんなに速くない相手であることと乱数の上ブレが重なって幸運にも敵の行動前に仕留められました
右ルート分岐後1戦目
やはり警戒すべきカイザーアントがワサッといます
弱点を突いてサクッと倒したいところです(すばやさが高い家臣を右ルートに送ったのはカイザーアント対策です)
ハリードの残像剣は正直ほとんどダメージらしいダメージを与えられないのですがうずしおとブレード・ボルテックスのダメージの下ブレに備えて保険として使わせておきます(と言うかハリードはヴァーミリオンサンズ入れてくればよかった…)
ハリードの出番もなくうずしおとブレード・ボルテックスだけで倒せました
武器防具の恩恵って素晴らしい
左ルート分岐後2戦目
この辺りからSPに気を使い始めないといけません
ミネルバのソーラー・フレアで片方のワンダーラストを落としてもう片方を通常攻撃で殴ってSPを回復させます
ワンダーラストのHPは3000なのでソーラー・フレアの有翼特効で確殺できますがなければ素直に2回殴っても構いません
あとは通常でねちねち攻めてSPを補給します
ワンダーラストの全体攻撃「火炎」ダメージはこのくらい
ケルートのSPが49まで回復したので防御させておきます
いい感じにSPが回復できたので流星衝でトドメ
シュタッ
左ルート分岐後3戦目
さっきと全く同じ構成です
ケルートとシフのSPが余り気味で逆にミネルバのSPが少な目なのでバランスをとってケルートとシフで片方を落とします
…シフの流星衝→ミネルバの通常攻撃で前のワンダーラストを倒してしまいケルートのスカイドライブが2体目のワンダーラストにぶっ刺さってしまいました
がまぁなんとかならぁってことで通常攻撃でせめてものSP回復を図りつつ残りを落とします
ちなみにお気づきかも知れませんが割と行動計算はガバガバです
メンバー選定含めてその場のノリで決めています
と言うか私は帝をあんまり持っていないのでスタメンは強化ポイントを振っているもののスタメンでない(つまり強化ポイントを振っていない)帝がこいつらくらいしかいなかったというだけの話だったりします
左ルート分岐後3戦目終了時点のHPとSPはこんな感じ
右ルート分岐後2戦目
カイザーアントの他にも即死持ちに次いで警戒すべき全体術持ちのトウテツが混じっています
こちらも右ルート分岐後1戦目と同様にうずしおとブレード・ボルテックスにハリードは添えるだけ
ちなみに術適性75のうずしおはこんな感じ
ハリードの残像剣の甲斐もありここも行動される前に落とせました
だいぶ乱数の神の恩寵が働いている気がします
右ルート分岐後2戦目終了時点でこんな感じ
合流を経て
合流後戦闘
今回の合流後戦闘はここだけなのでSPはしっかり回復させたいところです
行動順固定と遠隔を利用してワンダーラストだけ落とします
パイロヒドラHP3,600に対してワンダーラストはHP3,000ですので遠隔なら確実にワンダーラストに飛んで行きます
スカイドライブで片方のワンダーラストを削り続く流星衝で1体撃破し残った片方のワンダーラストはミネルバのソーラー・フレアで確殺します
なお縦断並びなので遠隔技に拘らずとも「近接技で前にいる奴から殴り倒す」方針でも代替可能です
ワンダーラストを倒したらムー・フェンスかラピッドストリームに切り替えてひたすら通常でSP回復します
今回は分岐時の幸運に恵まれSPにそれなりに余裕があるためHPを優先してムー・フェンスを選択しました
このときSPをなるべく多く回復させたい家臣が先に行動するよう並び替えておきます
トリプルヒット
火炎
もしSPに余裕があればストーンスキンを使えば更に安定します(が今回は土術持ちがいないため使いません)
合流後戦闘終了時点でのHPとSPはこんなもん
ボス前分岐
右ルートにはカイザーアントが大量にいるので先の分岐と同様に素早い全体持ちメンバーを右に送ります
ボス前分岐後右ルート
カイザーアント3体にトウテツとか割と殺意を感じる構成です
撃ち漏らして攻撃をもらうだけならまだいい方です
ここは「死神のカマが飛んで来ませんように」と祈りながら攻撃します
しかしこのハリードのSPの余り具合と残像剣のカイザーアントへのダメージの通らなさぶりはもうちょっとよく考えた方がよかったかも知れません
英知でサンズ使った方がよっぽどマシでしたね
まあ倒せたのでよしとします
最悪のパターンは「倒し切れず死神のカマをもらう」で次に悪いパターンは「トウテツのライトボールをもらう」でしたがいずれも回避できました
ブラックのSPが残り23ですがスカイドライブを3回撃てるのでこれだけあればボス戦でSP切れと言うこともないでしょう
ボス前分岐後左ルート
戦々恐々の右ルートと違ってこちらは相変わらずワンダーラストとパイロヒドラという気の抜ける構成です
ただ流石にこれまでにHPが結構削られているのであまり悠長に事を構えてもいられず殲滅にかかる必要があります
特にミネルバのHPは既に半分近いのであえて上記のようなインペリアルアローを組みます
こうすることで仮にワンダーラストが電撃を使って来た場合はHPに比較的余裕のあるケルートとシフに飛んで来るためミネルバは安全です
…と思いきや明王拳と火炎がぶっ刺さってミネルバが酷い目に遭いました
HPがヤバいことになっているミネルバには防御させつつケルートのスカイドライブでトドメを刺します
なんとか突破はできたもののミネルバがいい感じに(よくない)ピンチです
ボス戦 合流前
グリフォンは1ターン目に確定で烈風を使って来ます
どう足掻いても烈風での被害は免れないのでせめてもの対策としてブルーに元気の水を防御UP目的で使わせておきます
はい元気の水を使う前に烈風されました
合流後
のっけからミネルバが即死の可能性がある状況ではありますがラピッドストリームに切り替えることで先手が取れることを祈ります
ラピッドストリームで下がった攻撃力はブルーのダークソードで補います
先手さえ取れればシフの竜攘虎搏でミネルバに防御UPがかかるのでそうすれば耐えきれるはず…
グライダースパイク!
はい先手失敗
ゴリウー怒りのソーラー・フレア
ただミネルバが落とされる最悪のパターンは回避できました
またこのターンでかなりのダメージを稼げたため次ターンで仕留めます
HPを半分以下まで減らせたので烈風が来ることは分かっています
そこであえてムー・フェンスで防御を固めて凌いで反撃で落としにかかります
ミネルバは竜攘虎搏で防御UPがかかっているためムー・フェンスも込みでHP300でも耐えきれるという算段です
ブルーは元気の水の効果が切れており耐えきれない可能性が高いため防御させます
読みどおりムー・フェンスで烈風をなんとか凌ぎました
そして同ターンの後攻でブラックとシフの攻撃で落としました
まだケルートとミネルバが攻撃できたので仮に1発くらい外したり低ダメージを引いたりしても倒せたはずです
これでダメなら次ターンにゴブリンアタックするつもりでしたがそんな危ない橋を渡らずに済みました
クリア!!
残念ながら体力ポイントはドロップしませんでしたが「強化ポイントなし・軍旗なし・身代わり人形なし」で絶望Sランクをクリアできました
正直今回のグリフォンは烈風の全体大ダメージもさることながら「素早い」という点で絶望ボスとしては「強い」部類に入ると思うのですがそれでもなんとか倒せました
今回の目立つ反省点
ハリードが火力面ではほぼ役に立てなかった上にSPを大きく余らせてコマンダーに引っ込んだのでヴァーミリオンサンズを使わせるなりハリードを他の面子に入れ替えるなりした方がよかったね
結局グリフォンに1回も先制できなかったのでムー・フェンスでの後攻前提で戦うかダンシングリーフやハードファイアを使わせるべきだったね
ミネルバが道中で削られ過ぎたのでもうちょっと安定してワンダーラストとパイロヒドラに先制できるメンバーを入れるか最後の左分岐は全体・範囲ではなく単体で1体ずつ倒して被害を抑えるべきだったね
防具が全員ヴァルク徽章10防具だったけどケチらず(と言うかこの場合は面倒くさがらず)500防具に替えていればここまで被害が出なかったのにね
有翼特効2人いるんだからそりゃ楽もできるさ
今回は「強化ポイントなし」という条件で攻略したけどやっぱり主力には強化ポイントは振っておくべきだったね
とまあこんな具合です
手持ちの揃いや敵の行動パターン・属性耐性なんかで難度は激変しますので一概には言えませんが「初めて絶望Sランクを攻略するときはこんな感じで戦術を構築して行く」というそんな感じのノリが伝わっていただければ幸いです
あとはこれを「この家臣はこの行動パターンならHP500もあれば安全」「この家臣は常にHP最大で出撃しないとヤバい」「3:3でなく4:2で分けた方がトータル被ダメージが小さいかも」など判断して1日10個の傷薬での周回回数が増えるようるよう煮詰めていきます
こんなところで次回に送ります