イヴァン君のインサガ・インサガEC落書き帳

Imperial SaGa eclipse(インペリアル・サガ エクリプス:インサガEC)について気ままに書き綴っています

インサガ 武器防具による攻撃面の強化について

 

武器防具追加のアップデートにより早速家臣に武器防具を装備させダメージの凄まじい向上ぶりに驚いている方も多いのではないでしょうか

今後武器防具前提のワンランク上の難度が追加されたりしそうですが少なくとも今回のイベントは従来の難度と同等なので武器防具の分だけかなり楽に回せています

まさか能力値付き防具がヴァルク徽章10で術適性10か攻速+3が手に入るとは思いませんでしたがこれにより家臣の運用の幅が物凄いことになりました

f:id:izunabi:20160806131903p:plainf:id:izunabi:20160806131922p:plain徽章10

 今回は武器・防具によって自軍が攻撃面においてどのくらい強化されるか軽く見て行きます

 まず武器についてですが予備知識として武器の値段と攻撃性能とダメージへの補正率を整理してみます

値段攻撃性能補正率
ヴァルク徽章10 8 5.33%
ヴァルク徽章100 18 12%
ヴァルク徽章500 28 18.67%
イベント品 38 25.33%

ヴァルク徽章10の武器では5.33%しかダメージが増加しませんが100武器では12%増加500武器では18.67%も増加します

500武器の時点で腕力・魅力いずれかを99振りした場合よりも上がり幅が大きいことになり更にイベント品のエスパーダ・ロペラだと25.3%と増加幅は凄まじいことになります

 

ヴァルク徽章500武器(小剣はエスパーダ・ロペラ込み)による補正を踏まえて武器種別ごとの最大火力を見てみます

武器種別技威力武器
攻撃性能
(補正率)
補正込
技威力
備考
368 28 (18.67%) 436

系統上は400だが
単体技がランク9技

小剣 380 28 (18.67%) 450  

小剣
(エスパーダ・ロペラ)

380 38 (25.33%) 476 現行2つまで
390 28 (18.67%) 462  

斧・槍・体術・弓
・銃(奥義)

400 28 (18.67%) 474

槍は系統上は410だが
流星衝が400

棍棒・槍(奥義) 410 28 (18.67%) 486  
大剣 421 28 (18.67%) 499  
メカ 464 28 (18.67%) 550

レベルボーナス
16%込み

上記のとおり小剣は技威力に乏しい武器種別ですがエスパーダ・ロペラが他の武器種よりも頭一つ抜けた性能のため武器補正込みでの技威力は斧などの400技とほぼ同値となります

もっとも今後のイベントで追って各武器種に攻撃性能38の限定武器が追加されて行くでしょうから小剣の先行は一時的なものに過ぎないでしょう

むしろエスパーダ・ロペラを装備してようやく500武器を装備した400技に追い付くと言い換えた方がいいかも知れません

f:id:izunabi:20160806132012p:plainねんがんの エスパーダ・ロペラ

ファイナルレターがまったく使えもしない即死効果のせいで半減時SP消費8になっているのも痛いところですのでエスパーダ・ロペラ前提でもやや厳しい部分があるといった側面もあります

 

また武器補正が乗算でかかるため同じヴァルク徽章500武器前提では小剣が450(+70)に対して大剣は499(+78)と500に迫りレベルボーナス込みのメカに至っては550(+86)と頭ふたつ分は抜けた威力となります

このため「元から強ければ上がり幅もより大きい」「元から弱ければ上がり幅もより小さい」という形になり武器種別や素の攻撃力による攻撃性能の格差は武器の実装に伴い埋まるどころか益々広まった形となります(完全にウォーズマン理論を実践しています)

 

特に槍は全体技なし・範囲技が縦断の双竜破のみ(しかも剣と棍棒に互換技あり)でランク10技も何故か400系統の威力になるなど不遇な状態ですので槍のためにガーラルスピアを買うくらいならば棍棒のためにガーラルハンマーを購入した方がいいという形になります

また家臣の攻撃力に関しても同様のことが言え攻撃力29のベアにガーラルソードを装備させるよりも攻撃力41のハリードに装備させた方がダメージの増加量が大きい形になります

そのため武器に関しては「弱い家臣がちょっと強くなる」「強い家臣はそれ以上に強くなる」という状態にあります

元の攻撃力が低いほど(最終ダメージが逆転しない程度に)効果が大きい」「槍はわずかに他の武器よりも攻撃性能が高い」と言った調整にならなかったのは少し残念です

 

もっとも術適性防具の実装に伴いミカエルやウィンディなど術が使えるだけの家臣既存の術王と同等の術適性となりますので術士運用がかなり実用的になっています

術帝・術王も単独での術適性75が可能となり必中の全体攻撃使いとして火力が格段に上がりました

英知・術防具との組み合わせ術適性がいくつになるか・素の術適性時から術ダメージがどれだけ増加するかについては以下の表のとおりです(強化ポイントなし前提で計算)

家臣素の
術適性
装備加算値合計
術適性
304術
ダメージ
装備なし
からの増加率
術帝 50 なし 0 50 1094 0%
術帝 50 英知 20 70 1736 59%
術帝 50 術防具 10 60 1400 28%
術帝 50 英知+術防具 30 80 1915 75%
妖魔 50 なし 0 50 1094 0%
妖魔 50 憑依 7 57 1305 19%
妖魔 50 英知+憑依 27 77 1915 75%
妖魔 50 術防具+憑依 17 67 1632 49%
通常帝 35 なし 0 35 689 0%
通常帝 35 英知 20 55 1243 80%
通常帝 35 術防具 10 45 952 38%
通常帝 35 英知+術防具 30 65 1564 127%
術王 45 なし 0 45 952 0%
術王 45 英知 20 65 1564 64%
術王 45 術防具 10 55 1243 31%
術王 45 英知+術防具 30 75 1915 101%

※術適性は75でダメージ計算式上カンストするため75を越える分はロスとなります

赤文字の部分が今回の術防具により新たに可能となった実用的と思われる組み合わせです

術帝の英知+術防具による術適性カンストはもちろん火力は下がりますが術防具のみでアクセ枠を自由に使うことも充分実用範囲かと思います(神速のピアスや今回だと雷霆の指輪など)

妖魔(と言うか零と白薔薇と時の君)についても同様に英知を外してもいいですし術適性憑依を捨ててその分他の憑依能力を選ぶのも手です(候補としてはフルフルの速+9吹雪ブルードラゴンの速+10召雷あたりになるかと思います)

また上でも述べましたが「術が使えるだけ」の帝英知+術防具で術適性65まで持って行けここまで来ると一人前の術士として術火力を担えるようになります

これにより攻撃力も低く奥義も大ハズレを掴まされた非常に残念なミカエル光属性持ちのため「術適性65で単体最大火力のスターフィクサーと相手を選ばない太陽風で戦う」という運用がかなり実用的になっています

また攻撃力が残念な術あり帝が救済される以外にもシルバーなどの術が使える大剣帝・槍帝が全体攻撃を術で補える(攻速+3防具や無双とのトレードオフになりますが)という点も見逃せないポイントでしょう(逆に言うと術なし全体奥義なし大剣・槍は全体火力がないまま)

f:id:izunabi:20160806135300p:plain全体攻撃を術で補う大剣(術適性65)

更に上記いずれの組み合わせでも75に届かない分をコマンダーで補うことで術適性が更に向上し使い勝手も非常によくなります

f:id:izunabi:20160806132332p:plainコマンダーレオン

特にコマンダーレオン(帝の術適性+15)の場合は「術防具のみの術帝」「英知+術防具の通常帝」の術適性をカンストまで引き上げられるため試練での術パーティが現実的になって来ます

 

但しいずれの場合も術には武器による補正がかからないため最大火力の面で言えばこれまで以上に技と術の間で差が広がった形になります(これは最大火力の面に限った話で術適性防具による全体の底上げという面では術の方に分があります)

 

 

上記のとおり術運用が強力になりましたが反面「攻撃力が低くて術も使えない」家臣は強力な武器は攻撃力の高い家臣が使った方が効果が高く術防具に至っては恩恵を何一つ受けないため今のところどうしようもありません

ベア・テレーズ・ライーザ・カールあたりは現時点だと起用する価値がまるでないハズレ帝のまま…どころかそれまでハズレ扱いだったミカエルが術が使えるという時点で実用範囲になった(しかもフィクサー太陽風で汎用性も高い)ため相対的にベア・テレーズ・ライーザ・カールのハズレの度合いが高まったと言えます

一応テレーズがイド・ブレイク役ライーザが突家臣コマンダーカールがサブミ役が担えるので完全に要らない家臣という訳ではありませんわざわざ起用する理由にはなりません(なおベアには本当に「デザートランス等で耐えさせる」以外は何の役割も与えられません)

 

なお防御性能によるダメージ軽減ですが未検証です

おそらく武器と同様に防御性能×2÷3だけ割合で軽減するとかそんな感じだと思います(強化ポイントに倣うなら防御性能÷2かも知れませんが)